同一月内に得喪があった場合の厚生年金保険料の徴収について

2015/10/06
カテゴリ:社会保険

被用者年金一元化法により、厚生年金と共済年金が
統合されることになりました。

これに伴い、平成27年10月から、厚生年金の適用事務が
変更となっているため、ご案内します。

これまで、同月内に得喪(同一月に資格取得と資格喪失を
行った場合)が生じ、さらにこの同一月に国民年金の被保険者
資格を取得した場合は、国民年金保険料・厚生年金保険料が
それぞれ徴収されていました。

しかし、平成27年10月1日以降において、同様のケースが生じた場合、
国民年金保険料のみを納付することとなり、厚生年金保険料は納付する
必要がなくなりました


すなわち、会社側としては、厚生年金保険料の本人負担分を徴収する
必要がなくなりました。


徴収の有無
健康保険 介護保険 厚生年金保険
従来
×
○:納付(徴収)する
×:納付(徴収)しない

ただし、このようなケースであっても、 1度は1か月分の厚生年金
保険料(労使双方分)が日本年金機構から事業主に対して請求され、
その後の請求で相殺処理されることになります。

実務的な取扱いとしては、被保険者本人から厚生年金保険料を徴収
してしまうと、後に本人へ還付しなければならなくなるため、同月内の
得喪の場合は、最初から厚生年金保険料の控除をしないことが事務
負担の軽減に繋がります。


なお、健康保険・介護保険料については、従来通り、1か月分の保険料を
徴収しなければならないことに変わりはありませんので、あわせてご確認
ください。

詳細は、最寄りの年金事務所へご確認ください。


◆参考
事業主の皆さまへ〜平成27年10月に改正する適用事務のお知らせ〜(pdf)




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